3月22日放送のNHK『放送100年特集 食べることは生きること 「きょうの料理」誕生秘話』で、女性プロデューサーの草分けである大澤豊子が紹介されました。
昭和の始めにラジオのプロデューサーとなった大澤は、料理番組だけでなく、『家庭講座』、『婦人講座』、『家庭大学講座』といった教養番組を担当し、放送の可能性を切り開きました。
出演者には大御所ばかりでなく新進気鋭の若手も登用し、草月流いけ花の家元・勅使河原蒼風を見いだしたことでも知られています。
圧倒的な男性優位の時代に、女性の立場にたって孤軍奮闘した大澤は、
「役に立たぬと云って出されたらすべての女の顔が潰れる。生命に賭けても成功しなければならない」
という覚悟だったと書き残しています。
詳しくは、『昭和期放送メディア論――女性向け教養番組における「花」の系譜』(ISBN: 9784757608856)をご覧ください。


