生成AIと映像コンテンツに関する本を刊行しました。 詳しくはこちら

『インターネット動画メディア論-映像コミュニケーション革命の現状分析』が出版されました。

マスメディア発展の歴史を表した図です。

▶︎伝統的メディア(オールドメディアともいわれる)のテレビと、新しいメディアであるインターネットの原理的な違いを明らかにしています。

▶︎インターネット動画ならではの、YouTube、Netflix、SNS動画などのサービスやゲーム実況、商品レビューなどのコンテンツについて解説しています。

▶︎インフルエンサー、炎上、フェイク動画などの現象を分析しています。

インターネット動画メディア論の表紙です。

主な内容(目次)は以下のとおりです。

はじめに 映像コミュニケーション革命の到来
映像メディアの転換
GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)と動画配信
インターネットの双方向性とコミュニケーション革命
本書の目的と構成

第1章 動画メディアの進化
伝統的マスメディアの歴史と特性
マスコミュニケーションとしての映像メディアの誕生 映画とテレビ
インターネットの形成と最初の動画配信
YouTube の登場
Netflix の参入とテレビ局による動画配信の本格化
2010 年代における革命の進展

第2章 動画メディアの特性
伝統的マスメディアとインターネット動画メディアの違い
二つの重要概念 The Long Tail(ロングテール)とWeb 2.0(ウェブ2.0)
双方向性が生むコンテンツの多様性
「枠」の消滅と既存コンテンツの変成
データ駆動型メディアによるマーケティングの革新
Netflix とYouTube におけるコンテンツ推奨のアルゴリズム
Web 解析に基づくコンテンツの制作と編成

第3章 動画メディアの類型
事業形態の類別
時制の3 段階
配信の時制と視聴者の視聴モード
課金・収益の3 業態
コンテンツ生成の2 極対置 PGC とUGC
制作者の属性によるプラットフォームの類別─ Netflix とYouTube の違い

第4章 動画コンテンツの配信
ロングテールがもたらした地殻変動
オリジナル・コンテンツの制作が持つ意義
グローバリゼーションの進展
Netflix の海外展開戦略
アジアにおける配信プラットフォームの競合
Transborder(トランスボーダー)からTransnational(トランスナショナル)へ 

第5章 動画コンテンツの共有
参加型文化とYouTube の成長
YouTube における動画の諸形態
娯楽系動画=音楽、映画、スポーツ
学習系動画=ハウツー、教育、ニュース
広告が単なる宣伝ではなくコンテンツになる
共有の典型 「ビデオブログ」と「商品レビュー」
新たなジャンルの形成「ゲーム実況」と「ビューティー& ファッション」
YouTube におけるヒット動画の傾向と映像メディアの機能代替

第6章 動画コンテンツの制作
登録者数が多いYouTuber(ユーチューバー)の共通点
YouTuber と視聴者との距離感
投稿動画の文法と様式
YouTube Analytics によるWeb 解析
Google HHH Strategy とYouTube マーケティング
総視聴数と登録者数のどちらを重視するか
コミュニケーション・ツールとしてのSnapchat(スナップチャット)

第7章 動画コンテンツの拡散
動画メディアにおける共有の4 形態
eWoM(ネット上の口コミ)による拡散
マイケル・ジャクソンの死とジャスティン・ビーバーのブレイク
インフルエンサーとSocial Capital(社会関係資本)
参加型文化とFandom(ファンダム)の形成
マイノリティーと多様性
ボーダーレス化と草の根からのグローバリゼーション

第8章 動画メディアの課題
選別者の不在と情報の信頼性
匿名性とセンセーショナリズム
フェイク動画が見破れる場合と見破れない場合
Stealth Marketing(ステルス・マーケティング)とTroll(トロール)
文化帝国主義への反発と警戒
情報の占有と流用/規制と統制

第9章 動画メディアの未来
コンテンツとしてのテレビ番組はまだ見られている
高度の専門性に基づく「ニッチ」への移行
競争の激化とプラットフォームの割拠
メディア・コングロマリットの形成
あらゆる情報のプラットフォームへの統合
5G の導入と米中プラットフォームの相剋
AI がもたらすアマチュアのプロフェッショナル化
VR によるサイバー映像空間の生成
次世代の映像コミュニケーション

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目次